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J2第26節 ブラウブリッツ秋田 vs 鹿児島ユナイテッドFC

J2第26節 vs 鹿児島ユナイテッドFC

サマーブレイク明け初戦となった前節、アウェーでのいわきFC戦は非常に痛い敗戦となり、ブラウブリッツ秋田にとっては厳しいスタートでした。特に夏場に弱いというジンクスを抱える中で、今回のホームゲーム、鹿児島ユナイテッドFC戦はまさに正念場でした。

シーズン途中ながら、これまでゴールを守り続けた守護神GK圍謙太朗選手がJ1挑戦を決意し、京都サンガF.C.へ完全移籍するという大きな変化がありました。新たにゴールを託されたのは、これまで控えGKとしてチームを支えてきた山田元気選手です。前節のいわきFC戦では残念ながら失点を許しましたが、ホームに戻ってのこの試合では奮起が期待されました。

さらに、夏場の苦しい戦いを乗り切るために新たなメンバーも移籍加入しており、チームとしても何としても勝利が必要な状況でした。

山田元気選手は、今年のカップ戦でのパフォーマンスを見る限り、まだ不安な部分があるのも事実です。特にキックの精度に課題が見られますが、空中戦での強さや安定感は素晴らしく、そのポテンシャルには大きな期待が寄せられていました。そして、その期待に応えるかのように、この試合では驚くべき大活躍を見せました。ビッグプレーを連発し、見事なクリーンシートを達成。DF陣の頑張りも相まって、まさに守護神の名にふさわしいパフォーマンスでした。

観客動員数も目標の3,500名を超え、4,058名がスタジアムに足を運びました。スタジアム問題で揺れる中でも、J2トップの動員数増加率を維持しているのは素晴らしいことです。我々もこの勢いに乗り、さらなる努力を続けていかねばなりません。

今回の試合を通じて、チームとしての成長を感じるとともに、地域全体でのスポーツ振興の重要性を再認識しました。今後もスポーツを通じて秋田の地での活動を成長させるために、全力で取り組んでいきます。