探求型学習の可能性
今年2月に開催されたクラーク記念国際高等学校の「探求型学習」発表イベント「2023プレゼングランプリ」では、全国大会に残った生徒たちの素晴らしいプレゼンテーションがYouTubeで全国に配信され、その質の高さに驚かされました。私たちが支援した生徒たちも、白衣を着ての演出や工夫を随所に盛り込み、視聴者を圧倒させる内容を披露しました。若い世代の感性と無限の可能性には目を見張るばかりです。結果、彼らは期待通りに最優秀賞を受賞し、その努力が報われたことは大変喜ばしいものでした。
クラーク記念国際高等学校横浜校
https://www.clark.ed.jp/campus/kanagawa-yokohama/yokohama-school/111481/
Instagramでの紹介
https://www.instagram.com/p/C4FwLaDJVBu/?utm_source=ig_web_copy_link/
さらに彼らは次の挑戦として「自由すぎる研究EXPO2024」への応募を決意し、短期間で見事に一次審査を通過。そして、二次審査に向けたプロモーション動画の制作に取り組みながら、金賞(協賛団体賞)をダブル受賞するという快挙を成し遂げました。このように、探求型学習を通じて生徒たちが自らテーマに取り組み、成果を出す姿を見ると、私たちのサポートが実を結んだことに深い感動を覚えます。
・モルおじさん賞研究大賞(三井化学株式会社)
・野生の探究賞(NPO法人ORGAN)
応募作品の詳細
https://app.box.com/s/pmz976n4duxemgjma2m95veav70lhj8z
探求型学習のあり方と我々の役割
探求型学習は、生徒たちが自らテーマを設定し、そのテーマをどのように具現化し、進めるかを主体的に考えるプロセスです。今回の事例では、私たちは生徒たちと協力し、科学実験用教材の開発やサービスの検証をサポートしました。実験授業を重ねるごとに、生徒たちは科学の楽しさを実感し、自発的に「実験キットを開発したい」という要望を持ちかけてきました。この過程で彼らはブレーンストーミングを繰り返し、手書きのメモや企画書にまで熱意が込められていたことに感心させられました。
私たちは生徒たちと共に、小学生向けの安全で楽しい教材を開発するため、何度も打ち合わせを行いました。こうした過程を通じて、生徒たちが先生役となり、フリースクールで小・中学生に科学の楽しさを伝える授業を成功させたことは、彼らの成長を実感する素晴らしい経験でした。このようなプロジェクトが成功すると、私たち大人もまた新たな自信を持ち、次の挑戦に向けたエネルギーが湧いてきます。
フリースクール「東京大志学園」における紹介記事
https://tokyo-taishi.net/news_yokohama/news/41775
学校と企業の協力で実現する学び
文部科学省が推進する「探求型学習」は、学校だけでは限界があるかもしれません。テーマが具体的になるほど、学校の枠を超えた知識やスキルが求められます。ここで地域の企業や産業界との協力が重要な役割を果たすのです。私たち企業側もボランティア的な関わ側ではなく、共同の研究開発と同様、真剣に取り組むことで、生徒たちにもその姿勢が伝わり、より深い学びが可能になります。彼らと同じ目線で、一緒に進めている雰囲気を作り出すことも、やはり大切なことなのかもしれません。
これをビジネスとして継続させるには、経済的に回る仕組みを作り、成功事例を積み重ねていくことが必要です。私たちは今後も学校との協力を通じて、持続可能なビジネスモデルを構築し、探求型学習の発展に寄与していきたいと考えています。これからも共に新しい学びの形を模索し、成長していくために、ぜひ皆さんのご意見やアイデアをお聞かせください。
探求型学習に関するご相談・お問合せ
探求型学習についてのご相談がございましたら、ぜひこちらまでご連絡ください。私たちと一緒に、未来を拓く学びを作り上げましょう。
本記事に関する問合せ先:tbe-sales@tohokubio.com