昨年秋から続けてきた科学実験用教材の検証を行いました。クラーク記念国際高等学校横浜キャンパス「グローバルサイエンス専攻」の生徒さんに協力いただき、安全性と教材としての妥当性を中心に評価しました。我々が目指すのは、教室や自宅で安全に一人で実験できる教材です。
子どもたちの興味や視点は様々です。その多様性を大切にし、少子高齢化が進む中でフリースクールや在宅学習のニーズに応えたいと思っています。昨年10月、生徒さんたちから「科学実験の楽しさを子どもたちに伝えたい」という相談を受けました。彼らは「クラークプレゼングランプリ」への出場を目指しており、我々も全力で支援しました。
彼らのアイディアを盛り込み、実際に形にして託しました。生徒たちは自らテキストやアンケートシートを準備し、フリースクールで小学生や中学生を対象に科学実験教室を開催しました。その行動力には驚かされました。アンケート結果を見ても、参加した子どもたちが楽しく学び、分かりやすかったと評価しています。高校生たちも先生役として実験授業を成功させ、誰でも実験指導ができることを実証しました。
この成果をまとめた彼らは、クラークプレゼングランプリで最優秀賞を受賞しました。さらに、彼らは「面白過ぎる研究EXPO2024」にもエントリーし、一次審査を通過しました。どこまで進むのか楽しみです。
参考リンク:
クラーク記念国際高等学校横浜キャンパス「グロバルサイエンス専攻」https://www.clark.ed.jp/campus/kanagawa-yokohama/global-science/
クラーク記念国際高校の生徒による理科実験
https://tokyo-taishi.net/news_yokohama/news/41775
「自由すぎる研究EXPO2024」一次審査通過作品
https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/results2024/
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