J2第21節 vs 清水エスパルス
ブラウブリッツ秋田と首位を走る清水エスパルスとの試合が行われました。ホームゲームでの勝利が3月30日以来ない我がブラウブリッツ秋田が、強敵清水エスパルスにどう立ち向かうのか、非常に注目されました。特に、元日本代表の権田選手や乾選手が所属する清水エスパルスに対して一矢報いたいと、皆が期待していました。
しかし、これまで下位チームに勝ち点を取りこぼしてきた現実や、例年6月を苦手とする状況に加えて、新スタジアムに関わるJライセンス問題もあり、非常に厳しい状況でした。そんな中、岩瀬社長が秋田県議会議員、秋田市議会議員を引き連れてツアーを行い、自治体の協力を求める姿勢には感銘を受けました。スタジアム問題は自治体の協力なくしては解決しません。自治体が積極的に協力し、チームを支援する最も美しい形を目指して欲しいものです。
この日は、「リベンジ10,000名応援プロジェクト+」と題し、6月23日と6月30日の2試合で10,000名の来場を目指す最初の試合でもありました。たくさんの来場者があり、さらに清水サポーターが大挙して訪れ、ビジター席を埋め尽くす様子は圧巻でした。J1を知る熱狂的な清水サポーターが秋田にまで駆けつける姿は、アウェーツーリズムの経済効果を示す良い機会となりました。
この日は清水サポーターに負けじとブラウブリッツ秋田サポーターも多く集まりました。我々がマッチスポンサーを務めた際に先着3,500名に無償配布した「2024青ユニ」を着用しているサポーターが多数見られ、ブランドロゴ「ポンポケ」が入ったユニフォームの着用が継続的な周知につながっていると感じました。キッチンカーで働いているお店の方々も着用してくださり、本当にありがたい限りです。
6月中旬のデーゲームで、14時キックオフのこの試合は晴天の中、非常に暑い日となりました。試合開始前にゴール裏サポーター席のお客様が倒れるという緊急事態が発生し、チームドクターの応急処置が行われました。そんな中でもDAZN放映があるため、試合は止まらずに進行し、異様な雰囲気の中でのキックオフとなりました。
しかし、ブラウブリッツ秋田の選手たちは見事な試合を展開し、3-0で勝利を収めました。相手がJ2首位の清水エスパルスであることを考えると、本当に夢のような結果です。サッカーは何が起こるか分からないから面白いですね。
次回以降は、聖霊女子短期大学とブラウブリッツ秋田のコラボ企画「あそび場創造プロジェクト」にも参加し、知育玩具を通じて子どもたちが楽しみながら学ぶ姿を見られることを楽しみにしています。