J2第28節 vs 愛媛FC
シーズン後半戦へ突入、勝負どころの戦いが続く。いよいよシーズンも後半に入り、残り試合数が気になる時期になりました。この試合で28試合目を迎え、残りはわずか11試合。そのうち、ホームゲームは6試合。あっという間にここまで来ましたが、ここからが正念場です。ブラウブリッツ秋田がシーズン前に掲げた目標はプレーオフ圏内、すなわち6位以内への進出。この目標を達成するためには、何としてでも勝ち点3を積み上げなければなりません。
特に、下位チームとの対戦で勝ちきれなかった試合は、後々響いてくることが多いだけに、今後の試合はまさに一戦一戦が大切です。さらに、秋田とはいえ、夏の日差しが強いと気温も上がり、体力的にも厳しい戦いが続きます。これまでのシーズンでも夏場に勝ち星を重ねられない傾向が顕著であり、この時期をどう乗り切るかが鍵となるでしょう。
さて、今回の試合ですが、序盤から秋田が優位に試合を進めながらも、なかなかゴールネットを揺らせず、フラストレーションが溜まる展開が続きました。後半に入っても秋田の猛攻は続くものの、愛媛FCの守備は固く、得点には至りませんでした。ここをこじ開けられなければ、上位進出は厳しい。しかし、残念ながら今回もスコアレスドローで、勝ち点1を加えるに留まりました。プレーオフ圏内を狙うためには、勝利が欲しかった一戦だっただけに、非常に悔しい結果です。
ただし、守備面では改善が見られ、特にGK山田元気選手のパフォーマンスは目を見張るものがあります。前節に続き、これで3試合連続のクリーンシート達成。彼の成長がチームの安定感を支えていることは間違いありません。
次節は9月14日(土)、第31節ジェフユナイテッド千葉戦がホームで行われます。この試合は、チーム創設15周年を記念する大切な一戦です。目標とする観客動員数は6,000人以上。相手は強敵ですが、アウェーで歴史に残る逆転勝ちを演じた相手ですから、ここでもシーズンダブルを期待したいところです。ホームの力を信じて、勝ち星を積み上げ、目標達成に向けて頑張ってもらいましょう。