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教材としての動物

動物を教材として活用する価値

動物を教材にした学びの可能性について。動物を使った教材は、命の尊さや自然との共生を体感する素晴らしい機会を提供します。子どもたちは動物を通して、命の循環や健康管理について深く考え、学ぶことができるもの。例えば、動物の観察や世話を通じて、自然科学や医療分野への興味を引き出すことができるでしょう。

さらに、学校で推進されている「探求型学習」にも動物は大きな役割を果たします。自らテーマを見つけて学ぶこのスタイルでは、動物の行動や健康を観察し、データを集めることで、科学的思考力や観察力が養われます。そういった学びの場を補足・支援できるものをいろいろと検討していきたい。実験用教材のように体験すること、感じることを動物を対象にどう演出するかは工夫すべきポイントが多々ありそうに思います。

都会の学校でも、ライブカメラやバーチャルツアーを活用すれば、遠隔地でも動物との触れ合いを実現できます。デジタル技術を活用して、リアルタイムで動物の行動を学び、興味を持つ機会を提供できるのです。体験ツーリズム企画との組み合わせも今後は重要なのかもしれません。

そして、動物を通じて学ぶことは、ヒトの健康管理にもつながります。ペットを大切にすることは、自分自身や家族の健康に対する関心も高めるのです。飼い主向けの啓発としての視点も忘れてはならないところです。

動物を教材にした学びを持続可能にするためには、教育とビジネスの両立が鍵です。動物を使ったワークショップや関連教材の販売など、事業としても展開することで、より多くの子どもたちに命の大切さを伝えることができるはず。動物との学びが、未来の子どもたちにとってかけがえのない経験となることを願い、印象に残る教材も考えていこうと思います。

ペット等の動物を自宅で検査するための技術について、いろいろとご指導頂いてる先生と打合せた際に思ったことをここにまとめてみました。生物領域で体験型の学びにできる教材をどう準備するか、検討していたこともあっていろいろ考えております。何か面白いアイディアがありましたら、是非とも私たちにご相談下さい。

本記事に関する問合せ先:tbe-sales@tohokubio.com